スーパーJ(ひび割れ補修材)

スーパーJ(ひび割れ補修材)

低粘度アクリル樹脂を用いたひび割れ補修工法です。

スーパーJ工法の特徴

低粘度型アクリル樹脂を用いたひび割れ補修工法

低粘度である(≦300 mPa・s)

  1. ① 低圧で0.1mm以下の微細なひび割れにも容易に浸透・ 充てんする
  2. ② 0.3mm未満の微細ひび割れに対して、
    コンクリート表面からハケなどで塗布するだけで毛細管現象によりひび割れへの含浸・充てんが可能(10~30mm程度)

速硬性であるので工期短縮が可能

  1. ① 可使時間:30分程度
  2. ② 硬化時間:60-90分程度

低温でも硬化する

  1. ① 使用温度範囲:-10~30℃(標準時期、夏用、冬用の3種類)
    低温と乾燥により、ひび割れ幅が最も大きくなる冬季に施工が可能である。
    →ひび割れ注入後のコンクリートの温湿度変化による膨張・収縮の繰返しによる“再ひび割れ発生”リスクを低減できる。
    (低温時施工により、ひび割れ幅の変動への追随性を担保)

耐候性に優れている

ひび割れ内に発生しているエフロレッセンス

スーパーJ工法の適用範囲

適用工法 塗布含浸 低圧注入
樹脂の含浸/注入深さ 表層部
10~30mm程度
表層部
100mm程度
(主鉄筋内部)
ひび割れ幅
(mm)
<0.3
≧0.3 ×

スーパーJ工法とエポキシ樹脂注入工法の比較

特 性

工法 スーパーJ工法 エポキシ樹脂注入工法
使用樹脂 アクリル樹脂 エポキシ樹脂
温度範囲 -10℃~35℃ 5℃~35℃
可使時間 30分~60分 60分~90分
硬化時間 2時間以内 10~20時間

硬化収縮 無機系に比べて硬化収縮が大きい 無機系に比べて硬化収縮が大きい
接着性 ・コンクリートに対する接着性が優れ、条件により湿潤面に対しても接着力を発揮できる。 ・コンクリートに対する接着性に優れるが、湿潤面に対して接着性が劣る。
・水濡れひび割れにも適用可能。
硬化特性 ・0℃以下でも硬化する。 ・5℃以上で硬化する。
・どの季節でも短時間施工が可能。

施工性

工法 スーパーJ工法 エポキシ樹脂注入工法
使用樹脂 アクリル樹脂 エポキシ樹脂
混合特性 ・ラフ混合でも使用可能で、エポキシ樹脂と比較して施工ミスが少なくできる。 ・正確な計量と入念な混合が必要である。怠ると硬化不良を発生する。
注入性 ・コンクリートの状態(ひび割れ幅等)に左右されることなく、微細なひび割れにも注入することが可能。
・0.1mm以下の微細なひび割れでも、刷毛塗りで含浸することができる。
・コンクリートの状態(ひび割れ幅等)に左右されることなく、微細なひび割れにも注入することが可能。
環境・安全性 ・特に問題ない
・作業取扱および、廃棄に留意を要する。
・変異原生物質・環境ホルモン物質を含有することから、作業取扱いおよび廃棄に留意を要する。
施工実績 ・コンクリート構造物(土木・建築)への実績が多数ある。 ・コンクリート構造物(土木・建築)への実績が多数ある。
総合評価 ・コンクリートの状態に左右されることなく、大きさの異なるひび割れに対して注入が可能。
・施工性に優れる。
・コンクリートの状態に左右されることなく、大きさの異なるひび割れに対して注入が可能。
・計量・混合が品質を大きく左右する。
・低温時の施工性に劣る。

スーパーJの性能

『スーパーJ』の標準的な品質 【JIS A 6024 建築補修用エポキシ樹脂】
試験項目 試験条件 『スーパーJ』
(試験値)
低粘土形エポキシ樹脂
(JIS A 6024 品質規格)
一般用 冬用
粘度(mPa・s) 室温23℃±0.5℃ 221 100~1000
初期硬化性
(N/m㎡)
標準条件 室温23℃、湿度50% →24hr 20.3
低温条件 室温5℃ →36hr 13.8
接着強さ
(Mpa)
標準条件 室温23℃、湿度50% →7日 8.5 6.0以上



低温時 室温5℃ →14日間 9.3 3.0以上
湿潤時 室温23℃、湿度85% →7日 7.5 3.0以上
乾湿
繰返し時
60℃気中18hr⇔60℃水中
6hr@3回繰返し
6.6 3.0以上
硬化収縮率(%) 室温23℃、湿度50% →7日 2.4 3.0以下
加熱変化
(%)
質量変化率 炉内110℃ →7日間 0.3 5.0以下
体積変化率 1.3 5.0以下
引張強さ(Mpa) 室温23℃、湿度50% →7日 22.2 15.0以上
引張破壊伸び率(%) 室温23℃、湿度50% →7日 3.1 10.0以下

施工方法

施工方法

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