成和リニューアルワークス株式会社

Company

大成建設グループの取組み

TAISEI VISION 2030

TAISEI VISION 2030

The CDE3(キューブ)Companyとは

「CDE3」(シーディーイーキューブ)とは、大成建設グループが「TAISEI VISION 2030」の実現に向けて特に力を入れている5つの事業分野を表現しています。

当社グループの中核事業として社会インフラの整備を担う建設事業(C:Construction)、市街地再開発や不動産開発、PPPなどグループの総合力を活かしたまちづくりに貢献する開発事業(D:Development)、医薬品分野などにおいて長年培ってきた技術力で生産関連施設などの最適化・効率化に貢献するエンジニアリング事業(E:Engineering)、そしてこれらの事業活動を通じて環境・社会課題を解決していくための技術開発や体制整備を加速するエネルギー(E:Energy)・環境(E:Environment)分野、それぞれのイニシャルを取って「CDE3」としています。

当社グループは「The CDE3 Company」として進化し続け、人々が豊かで文化的に暮らせるレジリエントな社会づくりに貢献してまいります。

環境方針

当社は、大成建設グループの一員として、人々が豊かで文化的に暮らせるレジリエントな社会づくりに貢献します。

  1. 基本的な考え方
    大成建設グループは「人がいきいきとする環境を創造する」というグループ理念およびサステナビリティ基本方針のもと、自然との調和の中で、建設事業を中核とした企業活動を通じて良質な社会資本の形成に取り組んでいる。
    建設業を中核とした企業グループとして、環境課題を重要なサステナビリティ課題と捉え、事業活動が環境に及ぼす影響と環境から受ける影響を十分に認識し、「持続可能な環境配慮型社会の実現」を目指す。
    そのために、環境関連法令等を遵守し、グループ長期環境目標を達成することを責務とする。また、気候変動をはじめとする環境関連の「リスクと機会」を的確に抽出し、環境関連技術・サービスの開発と普及を進め、事業を通じて脱炭素社会、循環型社会、自然共生社会の実現に貢献する。
  2. グループ長期環境目標
    大成建設グループは、基本的な考え方に示す「持続可能な環境配慮型社会の実現」に向けて、グループ長期環境目標(「TAISEI Green Target 2050」)を策定し、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の3つの社会、および「森林資源・森林環境」「水資源・水環境」の2つの個別課題に対する「責務」「事業を通じた貢献」「取り組み」を定め、サプライチェーン全体でステークホルダーと共に環境目標の達成に取り組む。
  3. 環境デュー・ディリジェンスの継続的な実施
    基本的な考え方に示す「持続可能な環境配慮型社会の実現」に向けて、「責任ある企業行動のためのOECDデュー・ディリジェンス・ガイダンス」などの国際基準に則り、環境デュー・ディリジェンスの仕組みを構築し、継続的に実施する。運用にあたり、適宜見直し・改善を図る。
    大成建設グループの事業活動が環境に及ぼす影響について、外部の専門機関等による知識を活用し、ステークホルダーとの対話・協議を適宜実施するよう努める。

TAISEI Green Target 2050

「持続可能な環境配慮型社会」の実現に向けて、グループ⻑期環境⽬標「TAISEI Green Target 2050」を定め、「3つの社会」の実現と、「2つの個別課題」の解決を⽬指しています。

3つの社会

  2030年目標 2050年目標
脱炭素社会
CO2排出量(2022年度比) CN|カーボンニュートラルの実現・深化
  • スコープ1+2 CO2排出量0
  • スコープ3 サプライチェーン 
    CO2排出量0
  • スコープ1+2 ▲42%
  • スコープ3  ▲25%
循環型社会
  • グリーン調達の推進
  • 建設廃棄物の最終処分率3.0%以下
CE|サーキュラーエコノミーの実現・深化
  • グリーン調達率100%
  • 建設副産物の最終処分率0%
自然共生社会
ネイチャーポジティブに貢献する、
  • プロジェクトの推進 50PJ/年以上
  • 評価手法の展開
    設計施工PJのうち30%に適用
  • 海洋課題への対応
NP|ネイチャーポジティブの実現・深化
  • 建設事業に伴う負の影響の最小化
  • 自然と共生する事業による正の影響の最大化

2つの個別課題

  目標
森林資源・
森林環境
  • 森林破壊ゼロを前提とした木材調達により、森林資源・森林環境への負の影響を最小化
  • 保全と再生に取り組み、森林資源・森林環境への正の影響を最大化
水資源・水環境
  • 適切な管理の徹底と使用量の削減により、水資源・水環境への負の影響を最小化
  • 保全と再生に取り組み、水資源・水環境への正の影響を最大化