地中連続壁工RC地中連続壁工法
概要
RC地中連続壁工法とは、大規模開削工事に必要不可欠な山留壁工法です。多様な設計と様々な現場環境および幅広い地質条件に対応でき、他の地中連続壁工法に比べて大深度・大断面に適用できる高い剛性と高精度を確保する工法です。
| RC地中連続壁施工実績 （昭和41年から施工開始） |
631件 | 201万m² | 2022年3月現在 |
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特長
1. 多様な用途
2. 必要性能に応じた継手構造選択
- ①剛結継手（曲げモーメント･面内外せん断力・軸力を伝達）
- ②ヒンジ継手（面内外せん断力･軸力を伝達）
- ③接合鋼板継手（軸力を伝達）
- ④コンクリートカッティング継手（軸力を伝達）
3. ニーズにあった壁厚選定
650mm～2,400mm
4. 作業スペースや土質による施工機械選択
- ①CMX-SE掘削機（狭隘･大深度･上空制限･硬質地盤など）
- ②TMX掘削機（狭隘･上空制限など）
- ③SMX掘削機（狭隘地など）
- ④BMX掘削機（狭隘･硬質地盤など）
- ⑤EMX掘削機（大深度･大断面・硬質地盤など）
- ⑥MEH掘削機（大深度・大断面・玉石･転石地盤など）
- ⑦MHL掘削機（玉石･転石地盤など）
MEH掘削機（バケット式）
BMX掘削機（回転式）
5. 高い鉛直精度と大深度施工が可能
- ①標準適用深度 150m（国内最大実績139m）
- ②標準鉛直精度 1/300以上
（高精度位置管理システム使用で1/1000以上偏位5cm以下）
富津火力発電所LNG地下式貯槽写真提供：東京電力株式会社
6. 多様なオプション
- ①高流動コンクリート
- ②高強度コンクリート
- ③構真柱
- ④後打ち構造体との接続構造（合成壁・合わせ壁）
施工機械の配置イメージ
施工フロー
