底泥覆砂工事用設備
概要
底泥置換覆砂用のジェット管、ガイド管、ヘッダー管設備等を提供しております。
特長
1. 浚渫処理土が発生せず、外部からの砂投入も不要なので経済的です。
2. 濁りや底泥の巻き上げが生じません。
装置概要
本装置は、①ジェット管②ガイド管・ガイド管吊り架台③ヘッダー管④水中ポンプの装置により構成される。
ジェット管、ガイド管は、1mピッチで配置しそれぞれ枠組し、ジェット管は、クローラークレーンにて、ガイド管は、ガイド管吊り架台よりホイストで吊り下げている。
ジェット管のヘッドには、高圧水を配管し、ヘッダー管にて水中ポンプがセットされている。
1回の施工面積は、50m2で効率よく施工できる。
設備図
製作設備
設備仕様(参考)
設備名 | 配管径 | 数量 |
---|---|---|
ジェット管(吊り枠付) | 2B | 50本 |
ガイド管(吊り枠付) | 8B | 50本 |
ガイド管吊り架台(ホイスト4台付) | 1基 | |
ヘッダー管 | 10B | 2基 |
高圧水中ポンプ | 8B | 10台 |
施工フロー
- ① ジェット水を噴射しながら、ガイドパイプ(ガイド管)・ジェットパイプ(ジェット管)を貫入。
- ② ガイドパイプを粘性土層に残した状態で、高圧水を噴射しながらジェットパイプで掘進。砂質土がジェットパイプとガイドパイプの隙間を通り、水底に吹き上がり底泥上部を覆う。
- ③ 所定の状態に達したら、ジェットパイプとガイドパイプを徐々に引抜く。
- ④ ①~③の手順を繰り返し施工することで、全体の覆砂が完成する。また、覆砂の荷重で底泥や粘性土層の圧密が促進する。